こんにちは、こんばんは。Kufumiです。
地方の暮らしには車は欠かせないもの、と思っていませんか?
たしかに、大自然がウリの地方では「1人1台」車を持っているなんて当たり前です。
でも、環境を整えれば地方でも「車がいらない生活」が可能です。
今回は、
- 地方に移住したいけど、車社会は維持費が心配。
- 田舎に住んでいるけど、車のいらない生活に切り替えたい。
- 生活コストを抑えて貯金を加速させたい。
こういった方のお悩みにお答えします。
「車がいらない生活」にするための4つの条件
下の条件のうち、2〜3つが当てはまったら「車がいらない生活」OK!
実際に生活している私の環境です♪
1.スーパーまで徒歩10分以内(もしくは自転車で10分以内)
生活の中で一番必要なのは食材や日用品の買い物ですね。それなのに、毎回車に乗って、大きな駐車場に停めて…、とかストレスじゃないですか?
若い人には分からない悩みですが、歳をとってくると「大きな駐車場に停めると場所を忘れちゃいそう」だったりします(._.) そして意外と運転てじわじわ疲れてくるんですよね(高齢者か!)
高齢者になると大型ショッピングモールみたいな大きな空間にいるってだけですごい疲れるそうです。私も最近ちょっと感じてきてます(^_^;) (絶対に高齢者だろ! と突っ込まないで…)
スーパーまで近いと、歩いて行ったり八百屋さんに立ち寄って会話しながら買い物できるのも嬉しい点です。それにすぐに行けるので、買い込まなくてよいのも大きなメリットです。私の近隣のスーパーでは、浄水が無料なのでお水は一切買ってません。これ、本当にありがたいんですよ\(^o^)/
あとは、「ネットスーパー」の配達エリア内であればなお良いですね。品揃えが豊富だし、実店舗よりも安くなる場合もあります。
2.最寄り駅まで徒歩圏内(徒歩10〜20分以内)
通勤や出かけるために必要な駅へのアクセスは、車がいらない生活では必須です。
理想として、駅まで遠くてもバスの便が多いとより良いです。
3.テレワークできる環境
もう通勤も必要なし(^_^) SOHO(自宅兼オフィス)として事業を展開できれば通勤にかかる時間もコストもいらないですね。外出・出張の際にはレンタカーやシェアカーを使っても良いですね。
4.「地方中核都市」以上の市街地に住む
もう、これが最強のラスボスです(^_^;) 「地方中核都市」って聞き慣れない言葉ですが、地方都市区分の1つで基準は以下の通り。
地方中枢都市:札幌市、仙台市、広島市、福岡市、北九州市
地方中核都市:中枢都市以外の「県庁所在地」および人口が概ね30万人以上の都市
Wikipedia [中枢・中核都市一覧はこちら]
地方中核都市以上の「市街地」に住みさえすれば、車なしで完璧に暮らせます(^_^)
ただ、地方中核都市でも、中心地から5kmぐらい離れた郊外になると車なしでは厳しいので、市街地での賃貸か、マンション暮らしが理想的です。お金があれば中古物件をリノベーションしてもステキですね! もちろん家賃や土地は東京都と比べものにならないほど安い!
● 東京 vs 地方都市! 家賃相場の比較
ここで、東京と比べて地方都市ではどのくらい家賃に差があるのか見てみましょう。
東京の例として、住みたい街で人気の「世田谷区」を、全国の地方中枢都市・地方中核都市の平均値と比べてみました。
地域によって積雪で除雪が必要とか、暖房費がかかるとか、島で物価が高くなる、とかの地域ごとの生活コストは一旦置いといて、単順に家賃だけの比較です。
参考:ホームズ家賃相場情報(2020.8.8時点) | 各都道府県の家賃相場はコチラ
広さ | 東京 (世田谷区の場合) | 地方都市 (全国平均値) | 東京との差額 (月額) | 東京との差額 (年額) |
---|---|---|---|---|
1K〜1DK | 8万8,300円 | 4万8,000円 | ▲ 4万3,000円 | ▲ 51万6,000円 |
2LDK〜3DK | 20万1,400円 | 7万9,000円 | ▲ 12万2,400円 | ▲ 146万8,800円 |
3LDK〜4DK | 23万5,700円 | 10万1,000円 | ▲ 13万4,700円 | ▲ 161万6,400円 |
う〜〜ん…、車なしで生活できるかもしれないけど、
やっぱり家賃は高い〜。 無理だよぉ!
たしかに田舎の小さな町よりは割高だけど、
市街地から少しだけ外れたらとても安くなるよ!
車の維持費はないし、いろいろ総合的に考えたら生活費は安くなるよ!
ちなみに、車の維持費がどのくらいかかるかは↓コチラの記事をどうぞ。
もっとも、山の中で暮らしたいとか、畑を耕して暮らしたいから地方へ移住したって方には向かないですが、「生活コストを抑えて暮らしたいけど、田舎過ぎるのはイヤ」という方にはオススメです。
学校などの教育機関や、病院、警察などがまとまったエリアにあるので、コンパクトに暮らせて安心です。そもそも、市街地の設計上、土地は厳選されているはずなので自然災害からの回避も期待できます。
これからの日本は「コンパクトシティ」という流れで、市街地にまとまって住む方がいろいろと行政のサービスが届きやすくて理にかなっています。(この話題は機会があったら記載します)
まとめ
地方暮らしでも、車がいらない生活の4つの条件をご紹介しました。もう一度まとめると、
- スーパーまで徒歩10分以内(もしくは自転車で10分以内)
- 最寄り駅まで徒歩圏内(徒歩10〜20分以内)
- テレワークできる環境
- 「地方中核都市」以上の市街地に住む
すでに地方の郊外に住まれている方でも、できれば思い切って市街地へ引っ越すことをオススメします。
引っ越し代や高めの家賃など、個別にはかかってしまいますが、全体のコストで計算して、長い目で見たら大きな節約になります。お金の面だけでなく時間の節約、あとは歩くことが増えるので必然的に健康の維持にもなりますよ!(車社会って徒歩5分でさえ歩かないですよねぇ(*_*))
地方への移住を考えている方は、地方の自然をもとめながら、車がなくても生活に困らない暮らしが可能です。市街地といっても、東京都心より静かで自然に近いのに、生活コストが安くて便利、というイメージです!
例えるなら……、 地方(中核都市)は
「低コストで暮らせる世田谷区!」です!!
(世田谷区民のみなさん怒らないで(^_^;) 個人的な心の叫びです…\(^o^)/ドカーーン)
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